債務整理の料金は弁護士や事務所によって全く違う
債務整理の費用や弁護士に支払う料金を知っている人は非常に少ないと思います。
大抵の場合は債務整理を本気で考える人しか調べることがないからです。
弁護士に相談をするとなるとかなりの費用がかかってしまうのではないか?
そう思う人が多いと思いますが、実際に債務整理をしないで
借金を返し続けることの方が何倍も負担になると思って読んでみてください。
どの弁護士にお願いをしても支払う料金は同じという訳ではありません。
弁護士によってかなり幅はあると考えて下さい。
まず弁護士に相談をする場合は無料で相談ができ、
料金が発生しない場合もありますし、
30分5千円1時間5千円と料金が発生してしまう場合もあります。
このように条件や弁護士事務所によって費用や料金にかなり差がでてきますので、
こちらの無料シミュレーターを使って条件に合った専門家を探してみるのが最良の手段です。
併せて借金が減額できるかも無料チェックできるのでぜひ利用してみると良いでしょう。
債務整理の費用は種類によっても違う
ではここからは内容によってかかる債務整理の費用は大きく変わってくることもありますので、
絶対的なデータは出せませんが平均費用のデータをお出しします。
一口に債務整理と言っても自己破産・個人再生・任意整理などの種類があります。
この三つはどんなものかを整理していきましょう。
自己破産とは?
自己破産は今現在自分が持っている
借金を全て無くしてしまうということで返済することができないと
裁判所で認められると借金が全てチャラになるということです。
しかし自己破産の場合は遺産などがあれば全て持っていかれてしまいます。
個人再生とは?
借金を減額させて残った借金を3年で返すという方法です。
自己破産と違って資産を残したままにできるのです。
任意整理とは?
任意整理は金融業者などに直接支払いできないと弁護士や司法書士が交渉して借金を減らしてもらう。
個人で交渉しても聞きいれてくれる業者は存在しないので、代わりに交渉してもらうということです。
この三つの内容全てに着手金と成功報酬を弁護士に支払うということになります。
自己破産の場合⇒着手金が20〜40万円で成功報酬が0〜40万円成功報酬を取らない場合もあるそうです。
任意整理⇒ 着手金一件につき1〜5万円で成功報酬が一件につき1〜5万円プラス減らせた額の10%程
個人再生の場合⇒着手金20〜40万円で成功報酬が20〜40万円です。住宅ローン条項を付ける場合は+5万程
このデータでわかるように数十万円という費用がかかります。
この金額を聞いて高いと思われる方も多いと思いますが、
実際に100万円以下の借金で債務整理をする人はあまりいませんよね?
ということでこのような事例から始まり、
着手金などの費用が発生しない事務所もありますので、
まずは自分に合った弁護士事務所を探すことが先決ということになります。
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